右臀部のズキズキする痛みを訴えていらした50代男性

先日、「ちいき新聞の折り込みを見て電話しました。」とご予約された50代男性。

1年ほど前から冒頭の痛みが続いているそう。

思い当たるようなきっかけがあって痛みが出てきたわけでもないため、

「そういえばこの痛み、そのうち消えるだろうと思って放っておいたら全然良くならず。最近は座り仕事中も痛みが強くなってきたし、立ち上がる時の痛みもかなりきつくなってきた。気がついたら早1年…。将来的に歩行困難になるのでは?」という心配もあってご来院されました。

早速、姿勢から観察させていただくと骨盤と頭蓋骨が右側に強く下がり、その間の脊柱の側弯も強めです。右の肩甲骨の位置さえ、脊柱のゆがみで押し出され、体軸も捻じれてしまっています。

動作の分析をしてみると背中から腰にかけての可動制限と痛みの訴えが出ます。

特に強かったのが右への側屈制限。

姿勢だけで見ると消化器型、回旋型。動作でも消化器型が見られ、動作時の痛みがより強いというのもあってフォーム3番と見立てて調整していきます。

脊柱の側弯については土台となる骨盤を整え、脊柱に沿って配置される兪穴(背中のツボ、脊髄神経的には臓器とも密接なつながりがある)を調整していきます。

筋力のアンバランスから側弯が強調されているのが背中の筋肉の状態から見て取れます。これも調整。

全体のバランスが取れてきて、後ろ姿もコンパクトにすっきりしてきました。

後日、わざわざお電話をいただき「あれから体がずいぶん楽になりました」とご報告をいただきました。

東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。

そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

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