こちらのページでは体の歪みがどのように健康状態に関係するのかをまとめてみました。専門的用語が多少見られるので読みづらい方かもしれませんが、専門用語でないと伝わりづらいところもあろうかとあえて、そのままにしています。(わかりづらかったら申し訳ありません・・・。)体の歪みの身近な例として猫背を取り上げてました。
◆肩こり・腰痛などの発症プロセス
なんらかの原因(心的・外的・体内環境的・外部環境的)→猫背や背骨・体のゆがみ→肩こり・腰痛など。
つまり、肩こり・腰痛などにアプローチしてひとまず痛みが治まっても、再発する基盤があります・・・。
「猫背」
大半の人が聞き覚えもあり自覚ある人も少なからずいらっしゃるかと思います。
日本人の3人に2人は猫背であるという調査結果も複数存在しています。
「猫背にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?」
→猫背が関係するものとして・・肩こり、頭痛、首・肩の張り、ストレートネック、目の疲れ・眼精疲労、手・腕のしびれ、高血圧、動脈硬化、背中の張りや痛み、五十肩、腰痛、お腹・足腰の冷え、O脚、股関節痛、膝の痛み、疲れやすいなど一例ではありますが、幅広く言われています。
「猫背は何を示唆するのでしょう?」
→猫背は脊柱(背骨)の弾力性が失われた結果もしくは失われつつある過程を示す代表的な背骨の乱れであり、ゆがみです。
背骨のゆがみは肩や足、顔や胸郭、体のあらゆる部位のゆがみに関係しています。背骨は神経の通り道という重要な役割もあります。全身からのさまざまな情報を脳に伝える知覚神経(上行性)や脳からの指令を全身の筋肉に伝える運動神経(下行性)、内臓の機能をコントロールする自律神経などが通っています。これらの神経がバランスをとりながら機能することによって日常の生活が営めるようになります。背骨を通る神経は、脊髄から枝分かれして全身に向かい、脳からの指令を全身に伝えていきます。このようなことから背骨(脊柱)のゆがみは、神経や内臓を含めた全身に影響を及ぼします。
「猫背が生じる要因」
なぜ、そのような背骨のゆがみが生じるのでしょうか?
→それには脊柱・骨格を乱れやすくする背景もあります。
現代社会に生きる私たちは生活が便利になりました。
同時に、運動不足やそれに伴う筋力低下。
食生活の乱れからくる栄養の偏りや過不足。
生活リズムの乱れからくる睡眠の質の低下。
また多様なストレスにさらされるようにもなりました。
加えて最近はデスクワークやパソコン、スマホやゲームなど前屈み姿勢を長時間続けるようなことが日常でも多く見られるようになったことも背骨のゆがみやストレートネックが生じる一因ではないかと推測できます。
「猫背を改善するには」
「猫背が生じる要因」で述べたもののほとんどは生活習慣の背景を持っています。ですから、習慣を変えていくことは改善のためにプラスになりますが、癖づいてしまっているものが改善するのは相当の努力が必要です。
整体をうけると、体全体への良い影響が出て、改善されるスピードも速くなります。