頭痛と目の奥の痛みを訴えていらした30代女性

早いものでもう6月ですね。今年の梅雨入りはいつなのでしょうね?

気象庁のHPで見てみると、関東甲信越は平年6月8日、今年はまだ発表されていないようです。

急激な天候の変化や寒暖の差が生じると自律神経バランスを崩しやすくそんな時に出てきやすいものとして「頭痛」があります。

今回ご紹介する事例の女性も頭痛と目の奥の痛みを訴えていらっしゃいました。

聴いてみると時々、そのような目の奥の痛みと頭痛に悩まされるそうです。

頭部は骨盤と相関関係がありますが、今回のケースでは目の痛みもあります。

こういう時には上肢の状態が頭部と影響しあっていることもあります。

骨盤と頭、上肢の状態を観察して調整することにしました。

すると上肢、特に左側の上肢帯(鎖骨と肩甲骨、胸骨、上部胸椎部で構成される部位)にゆがみが強く見られました。肩を前側に強く巻き込んでいます。

この状態では首から伸びる神経が強く引っ張られ、周辺に緊張と循環不良が出てしまいます。

他にも頭蓋骨と首の骨の間の頭頚関節(とうけいかんせつ)、上部頸椎にもゆがみが…。

頭痛は脳に近いこともあり、全身的に影響を与えやすく、体液の循環不良に加え、気分的にもきついはずです。

早速、頭部から調整をはじめます。最初はあお向けから始めます。

交感神経の興奮を抑制させながら、首のゆがみを調整していきます。頭頚関節の調整までしたところで今度はうつ伏せになってもらいます。

この時点で聞いてみると、頭痛はほぼ消えたご様子。

うつ伏せから12種体型調整、脊髄神経の調整。横向きで腰の調整。

仕上げは、あお向けにて骨盤と内臓調整。(今回は頭頚関節のゆがみから脳神経の緊張も考えられ、そこから消化器の機能も落ちます。また筋骨格系のゆがみが取れても内臓の調子が上がってこないとゆがみのゆがみが容易なのです。内臓調整時におなかのグル音がきこえましたのでグッドです。)

頭痛も目の奥の痛みもすっかり取れて、楽になったそうです。頭も軽くなり、視界が開けて、目もパッチリ見えるようになったとのこと。良かった、良かった。

ご希望もあって4日後にいらっしゃいましたが、その後、頭痛は全くなかったとのことでした。

東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。

そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

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