「もう1週間くらいは出ていないのです…。」と便秘を訴えて来られた40代女性。

お話を伺ってみると、随分と昔から便秘に悩まされていて、1週間や10日くらい出ないのは、よくあるとのこと。

表面上ではわかりにくいので周囲も理解しづらい症状です。しかも本人は本当につらいのにちょっと言いづらいですよね。

便秘は腸の動きがよろしくないために起こります。胃や腸などの消化器系は副交感神経にスイッチが入ることで動き出します。

特に骨盤周辺の臓器は仙骨(せんこつ)という骨の前側(骨盤腔)にある副交感神経が作用します。

また背骨と骨盤の境目に近いところには大腸愈(だいちょうゆ)という、下痢や便秘、痔、腰痛などに効果を見込めるツボがあります。これは腰椎4番と5番の間に位置します。

骨盤と腰椎の状態を確認します。形状や緊張状態、関節の可動、筋力も判断材料にします。

すると筋力テストで腰椎4番、5番が引っ掛かりました。また筋力テストでは問題がありませんでしたが、可動のテストしてみると骨盤の仙腸関節の動きがよろしくありません。

テストの結果から仙腸関節と腰椎4番、5番を調整しました。

数日後、「すごい出てます!!」、「もりもり出ています!!」(お食事中の方、申し訳ございません!)と喜びの声をいただきました。

喜んでいただけてこちらも嬉しいです。ありがとうございます。

東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。

そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

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