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身体均整法について

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身体均整法

身体均整法は、運動系(筋肉や関節、神経)の観点からオステオパシー、スポンデロテラピー(脊髄神経反射療法)、カイロプラクティック、東洋のツボ経絡、整体の技術を体系化した技術で60年ほどの伝統をもつ手技療法です。均整法の理論があり、それをご紹介します。

身体均整法の3原則

身体均整法の主な理論として運動系の3原則というものがあります。「平衡性」、「可動性」、「強弱性」といって、要は形のバランス、動きのバランス、力のバランスを言います。
形というのは、背骨や肩甲骨、骨盤、頭などを含めた体の前後左右のゆがみやねじれ、各部の長短や開閉、凹凸などのことを指します。
動きというのは、体幹や手足の大きな可動性だけでなく、たとえば脊柱の個々の骨(椎骨といいます)の小さな動きや骨盤を構成する骨同士のわずかな動き、さらには皮膚の動きなどを指します。
力についてはいわゆる筋力だけではなく、関節の安定性や支持する弾力、触覚・痛覚など各種感覚の強弱、内臓の活動などを指しています。これらを大きく3原則と包括し、3原則をバランスよく調整することによって皆様の健康に貢献しています。
ときどき、お客様にもお話しするのですが、人間の体は「動く」ようにできています。つまり可動性が主になっているということです。体は真っすぐがいいとばかりに平衡性を重視するあまり、可動性のことを忘れてしまうと見た目は良くても怪我をしやすかったり、実は常に体の不調を抱えていたりすることもあったりします。体の調整をしていくうえで3つの原則は欠かせません。
すべてが協調して統合されてはじめて円滑な身体運動が成り立ちます。 これを身体均整法では、平衡性、可動性、強弱性と位置付け、身体の三大原則と捉えています。

局所から全体へ、身体の表層から深層へ、人間の身体運動を深く掘り下げることによって、それぞれの技術の長所と短所をうまく組み合わせ、ゆがみを改善し、結果として痛みの緩和、解消につながっています。

12種体型

身体の運動機能の捉え方に特長があります。姿勢や動作から分析し、体型を12種類にわけたものを12種体型と呼びます。それぞれの体型には特性があり、それに準じた調整をしています。そういった観点から、12種体型を参考に、今回のような主訴が発生してきたのかを関連付け調整していきます。
以下の分類をさらに陰陽で2つに分類します。

    特性的分類      動作・機能的分類
    頭脳型       前後型
    消化器型       左右型
    泌尿器型       回旋型
    呼吸器型       肋骨型
    生殖器型       骨盤型
    循環器型       骨格筋型

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