免疫力をあげるために②「免疫を上げる呼吸」

今回、ご紹介するのは呼吸器に関係します。

私たちの体は約60兆個もの細胞からできており、そのどれもが酸素や栄養素といったものを供給されて活動ができています。

その膨大な量の細胞に必要な酸素、栄養素を届けていくのが体液(血液、リンパ、脳脊髄液)です。

体液の循環不良があると必要なものがうまく供給できません。

しかしそもそもの酸素や栄養素の取り込みが足りない場合も細胞への栄養不良状態が起こり、免疫の低下、疾病、生活・運動パフォーマンスの低下等につながります。

運動不足を自覚している又は指摘されている方、普段のお仕事や生活で立ちっぱなしや座りっぱなしで姿勢が固定化されている方などは酸素の取り込みが本来のものになっていない可能性が高いです。

酸素をよく取り入れるためには肋骨や背骨といった骨や関節、横隔膜や肋間筋といった呼吸を助ける筋肉の正しい活動が必要です。

ホームページ内でもご紹介している腹式呼吸(https://toka-kinsei.com/身体均整法について/健康について/)も地味でありながらも大変有効な手段ですが、もう少し体を動かすやり方をプラスします。

①立位(足の幅は肩幅くらい)。立位が難しい場合はあおむけ。

②息を吸うときに両手を頭上に上げ、手を組んで手のひらを天に向けて伸ばします。(この時、胸を膨らませることを意識します)(手を上げるのが難しい方は痛くない範囲でできるだけ。やっているうちに動かせる範囲を広げていくと良いです)

③息を吐くときは両手を組んだまま下ろしてきて、手のひらは地に向けて伸ばします。(この時は、胸をすぼめるように意識します)

呼吸のペースはご自分に無理のないゆったりペースで。5分から10分もやれば十分です。

中国の気功法や野口整体、武道やラジオ体操などにも似たようなものがあります。

体幹の関節のこわばりやゆるみをリセットし、筋肉・筋膜の伸縮性を統合して、体液の循環を促し、自律神経のバランスを調整してリラックスできます。

他のエクササイズの前後に入れるのもよいですし、この呼吸をメインでもよろしいかと思います。

よかったらお試しください。

前回の知恵袋で、「免疫を下げる7つの要素」について触れました。

免疫力を上げることは大事ですが、下げる要素があったままでは、プラス要素をいくつか入れても±0(プラスマイナスゼロ)、個々人の状態次第です。

いま一度、前回の投稿をご参考いただければ幸いです。

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*やりすぎると逆効果になりますので、ご注意を。

*病気療養中であったり、基礎疾患をお持ちである人は無理をしないようにしてください。

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