前回はストレスの定義、またストレッサーに対しておこる内分泌系と自律神経系の反応(HPA系とSAM系)について整理してみました。

また最後に ~「次回は具体的なストレス反応、対処法についてご紹介したいと思います。」~と締めくくったのですが考えが変わりまして…。

今回は「ストレッサーにはどんなものがあるのか?」、「ストレスを受けやすいタイプ」についてご紹介できればと思います。

③ストレッサーにはどんなものがあるのか?
わたしたちの心身に影響を与えるようなストレッサーにはどのようなものがあるのでしょうか?

これは体のゆがみを生じさせるものとして当院のホームページに掲載しているような因子でもあります。

東葛身体均整院 公式サイト|痛みについて|我孫子市、我孫子で整体、肩こり、腰痛の解消なら当院へ (toka-kinsei.com)

体をゆがませる原因には「内因」、「外因」、「不内外因」といったものがありますが、ストレッサーにもほぼ同様のことが言えます。

喜怒哀楽といった感情の変化や気持ちの浮き沈みといった内的因子、外気の変化によるもの(例えば花粉の飛散や猛暑、寒さ、低気圧)、飲みすぎ食べ過ぎ、睡眠不足や人間関係、といったようなもの。

年齢や性別、その時おかれている外部環境や体の内部環境の状態等によってもストレッサーとストレス反応は変わっていきます。

また同じような条件下においてもストレス反応は人それぞれです。

④「ストレス反応は人それぞれ」ならば「ストレスを受けやすいタイプ」というのはあるのでしょうか?

個人差はありますが、答えは「YES」です。

タイプとしては

・「模範的タイプ」

責任感が強い妥協を知らない完ぺき主義な人。まじめで几帳面だったりするようなタイプの人。

・「自分勝手タイプ」

他人の失敗が許せず、怒りを感じるタイプ。自分の思いのままにいかないとどうも気が済まないというタイプの人。

・「うなずきタイプ」

逆になんでもハイハイと受け止めて、嫌なことも断れず、おとなしいタイプの人。

・「取り越し苦労タイプ」

あれこれと心配ばかりして気の休まらないタイプの人。他人に気を使いすぎるのもストレスがたまります。

上記のような4つのタイプがストレスを感じやすいとわかっていますが、個人の性格等によっても変わってきます。

自分にはこんな傾向があるかもと思い当たるようであれば、ストレスをコントロールできるように気をつけられると良いかもしれません。

今回は、「ストレッサーにはどんなものがあるのか?」また「ストレスを受けやすいタイプ」についてご紹介しました。

ストレスの感じ方は人それぞれ。性格的にもどんなことに自身がストレスを感じやすいのか、それがご自分の健康や日常にどれだけの影響を与えているのかを整理していくこともストレスマネジメントにつながります。

次回こそは具体的なストレス反応、対処法についてご紹介したいと思います。

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