最近の夏は常に猛暑・酷暑で毎年、熱中症に注意といわれるようになりましたね。ニュースでも今年の7月も平年より暑くなると予想されているようです。
今は4月下旬ですがすでに20℃台後半の日もあり、どれだけ暑い日が続くのかわかりません。
ただ夏本番を迎える前から備えることはあるかと思います。
熱中症になると、めまいや頭痛や吐き気などがあり、ひどくなってしまうと意識障害やけいれん等もおこし命にもかかわってしまいます。これは体温が上がり体内の水分・塩分のバランスが崩れてしまい、体温調節機能が働くなってしまうからで、特に気温や湿度の高い環境下や激しめの運動や長時間の屋外作業時などは要注意です。またそもそも体温調節機能が低下しているご高齢者や乳幼児などは特に注意が必要です。
これから暑くなってくるとどうしても冷房の中にいることが必然的に増えてきます。
冷房の効いた涼しい環境下に慣れてしまうことで汗をかくことができなくなり体内の熱がこもってしまい結果、熱中症になりやすくなってしまいます。
【対策】
① 汗をかく。
そのためにはお風呂や運動が望ましいです。もちろん事前にも汗をかいた後にも十分な水分補給を。
水分補給は一気に飲むのではなく、回数を分けてちびちびと飲む方が吸収できるそうですよ。
② 睡眠をとる。
暑いとなかなか寝付けなかったり、途中で目が覚めてしまうということもあるかと思います。
体の深部体温が下がるときに私たちは眠くなります。
入浴で汗が出るほど温まると、体温は急には下がりませんね。
個人差はあるものの、およそ1時間から1時間半くらいかかりますのでそこはご自分のお体と相談しながらペースをつかみましょう。
室温は26℃~28℃。湿度は50~60%が体にとって快適で理想的です。
③ 栄養
また熱中症予防に役立つ栄養素として
・カリウム…老廃物の排泄を促します(スイカやトマト、キュウリ。バナナに含まれます)
・ビタミンB1…糖質代謝に働きます(豚肉。うなぎ、玄米)
・マグネシウム…体温や血圧の調整(しらす干し、あさり、納豆)
・クエン酸…疲労回復、食欲増進(キウイ、レモン、酢)
ざっと以上のものが挙げられます。
極端にこれらばかりを摂るのではなく、バランスよくとられるとよろしいかと思います。
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