7月に「股関節痛」とうきん便り【調整日誌】90我孫子市「股関節が痛い」 | 東葛身体均整院でご紹介した方のその後です。

約1か月後にいらした際にお聞きしたところ、調整後2,3日はとても楽な状態が続いていたそうです。

それからあとは左股関節の痛みは出るものの、以前感じていたような痛みほどではなく、普通にしていて違和感を感じるほどの左右の歩幅の違いも、なくなったとのこと。

ただ歩き始めが痛かったり、立っていると腰が詰まる感じがあるとのことでした。

腰のつまり感というと腰の5つの骨の中でも上から数えて4番、5番目(腰椎4番、5番)の関節に負荷がかかり、圧縮されているような状態が考えられます。また腰椎5番は股関節を支配しているため、痛みの原因もあるかもしれません。

腰の可動や骨のズレなど無いかを観察します。

前側に沿ってしまう過前弯気味ですが、以前に比べるとかなり落ち着いています。

腰と首は構造上、近いものがあり、同じような構造をしている器官同士は相関すると均整法では考えています。

そのため、まずは首を調整し、骨盤、股関節、脊柱の調整をして終えました。

さらにひと月後にいらした時には、痛みもずいぶんと薄らいでいらっしゃるご様子でしたが、下肢の調整を終えて帰りの玄関先で、はっとしたかのように「足がすごく軽い!」といわれ嬉しそうに帰られました。

お仕事柄、股関節への負担を完全に避けることはできないご様子。

ですが、痛みなどなるべく気にならないくらいに日々を過ごしていただきたいと思っています。

股関節にばかり負担をかけると痛めやすいポジションになりますのでできるだけ、膝や足首を使って重心をなるべく中心に足全体で体を支えていられるように癖づけることも良いかもしれません。

兎にも角にも脚の方、すっきりできたとのこと。本当によかったと思います。

みなさまの元気と健康を願っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

※ご紹介した事例はあくまで個人様のご感想であり、誰でも同じような結果が出ると保証するものではございません。ご了承ください。

illustration by フリーメディカルイラスト図鑑