一年半ほど前から定期的に来院されている60代男性。(参考:https://toka-kinsei.com/tyosei76/)
男性は15年ほど前に脳梗塞を発症し、それからというものの左半身麻痺があります。
当初は右足のいたみを訴えて当院にいらっしゃいましたが、その痛みは解決され、現在は体調にもプラスになるようで定期的に来られています。
先日いらした時に、ふとポツリと「どこがつらいというわけではないだけど…。まだ伸びしろがあるんだとわかりました」とおっしゃられたので、どういうことなのかお聞きしてみたところ、おっしゃられたのがタイトルの言葉でした。
現在のようなお体になって15年。半身まひになってからというもの、右のつま先が常に上を向いていて、ズボンをはくときも脱ぐときもそれが引っかかって大変な思いをしてきたそうです。
ところが当院に通い始めてから、気がついたらつま先を伸ばすことができるようになり、ズボンの上げ下ろしが楽にできるようになった。
長年、できなかったのに気がついたらできるようになっていた。そこで「…まだ伸びしろがあるんだとわかりました」という言葉につながったようです、
嬉しく思いましたし、大変光栄に思うのと同時にまた精進しようと思いました。
当院にいらっしゃるすべての方の希望にこたえられているのかと言えば、決してそうとは言えません。
だからこそ精進し続けていきます。
みなさまの元気と健康を願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
※ご紹介した事例はあくまで個人様のご感想であり、誰でも同じような結果が出ると保証するものではございません。ご了承ください。
illustration by フリーメディカルイラスト図鑑
