「2週間前にぎっくり腰をやりまして…」といらした40代女性

お話を聞いてみると、お仕事は立ち仕事。前かがみで行うそうですが、ある日、立ち作業を5時間通しでやったところ、いつもの腰痛の感じと違うギューッとした痛みを感じたそうです。それからは前かがみになるとじわーっとした痛みを感じて、病院で診てもらったところ、骨には異常はなく、筋肉の問題だといわれたとのことでした。

ただ病院には腰の痛みだけは話したものの実は首も痛いとのことでした。

早速、お体の状態をチェックです。

お体は全体に右に傾く12種体型で言う所のフォーム4番。重心も右足にずんとかかっています。

首と腰、それぞれの動きもチェック。どちらかといえば腰の方が動きに伴って痛みの訴えが多いのですが、首の方も反応が強いです。

また首の骨(頸椎)と腰の骨(腰椎)のずれもあります。

まず、頭頸関節を調整して、腰椎の調整、痛みの訴えが強く交感神経の緊張が見られるため、これを抑制していきます。最後に腸腰筋を調整。運動療法を入れて血行の循環促進も図り、調整を終えました。最初に行った首と腰の動きをチェックしてみると動きに痛みを伴うこともなく、スムーズに動かせるようになりました。

後日いらした時に言われましたが、実は首の方は肩こりから始まり、頭痛につながってよくつらい思いをされていたそうです。気になっていた首のコリが消失したと喜んでおられました。

腰の方はまだ少し痛みがあるそうでした。この方にあった体操を教えました。

体のゆがみや骨のズレが解消され、痛みからも解放されて、本当によかったと思います。

みなさまの元気と健康を願っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

※ご紹介した事例はあくまで個人様のご感想であり、誰でも同じような結果が出ると保証するものではございません。ご了承ください。

illustration by フリーメディカルイラスト図鑑