以前にご紹介させていただいた方とお母様からお便りをいただきました。今回はそのお便りをご紹介します。

以前の記事はこちらから→【調整日誌】⑨我孫子市「起立性調節障害」 | 東葛身体均整院 (toka-kinsei.com)

中学生の時に事故から脳を損傷し、その後、起立性調節障害を発症。当院に来られた男性の経験談です。

大学もこの春、無事にご卒業。就職も決まり、新しい道を歩み始めています!

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『起立性調節障害に悩む学生や保護者の方へ』

ご覧いただきありがとうございます、近藤大翔と申します。
今回、私が起立性調節障害になってから現在に至るまでのお話をさせていただきます。

初めに、起立性調節障害になった直後のお話です。
私が起立性調節障害になった経緯として、中学生の頃の部活動と組体操がありましたが、詳細な説明は長くなるため今回は割愛します。
この2点の出来事があった事によって起立性調節障害になり、中学2年生以降は学校に通う事が難しくなってしまいました。当時は気持ち的にも身体的にも状態が悪く、入院や不登校を繰り返していました。症状としては、朝起きる気力が湧かない・激しい頭痛・寝起きに意識が朦朧とする・生活習慣がおかしくなる、などが主なものでした。これらの症状は高校生の半ばくらいまでは続きましたが、大学生になった現在では完治しています。

続いて、行ってきた治療法についてです。
中学生の頃から母親が探してくれた整体や病院通い、治療を行ってきましたが、症状を感じている本人としてはあまり良くなる傾向を感じませんでした。
しかし、その中でも特に効果を感じたのが東葛身体均整院での治療でした。
具体的には、理論に基づいた治療内容は勿論の事、患者に対して好意的に接してくれる坂本先生の人柄や技術が私自身に合っていると感じました。実際の体調に効果が出始めたのは治療開始から1.2年後くらいでしたが、私自身としては大学に全く休まず通えるくらいの体調になった事を考えれば充分であり、短いと感じるくらいの期間だったと思います。

 最後に、私からのメッセージをお伝えできればと思います。
 起立性調節障害はすぐに治るような怪我とは違い、ある程度の年月をかけて付き合っていくものです。今では多くの子ども達や保護者がこの問題に直面し、苦労しています。
 起立性調節障害に知識のない周りの方から否定的な意見をかけられる事や、嫌われたくない為の行動をしてしまう事もあると思います。
 そんな事は気にせずに美味しいご飯を食べたり、楽しいと思う事をしたり、できる時には少し運動をしてみたりと、人生そのものを楽しむ気持ちを持って欲しいです。
 また、私は大学の卒業論文で「音楽とストレス」の関係性について調べました。辛い時やストレスを感じる時に好きな曲を聴く事によってストレスが抑制される事も研究から分かった為、参考にしていただけたら幸いです。
 何かありましたら坂本先生や私たち、相談できる人達に頼ってください。

ここまで↑

お母様のお便りがこちらです。

同じような症状でお悩みの方を一人でも多く助けたいというご本人様とお母様のご希望をいただき、今回、文面をそのままご紹介させていただきました。

お役に立てれば幸いです。

東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。

そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスはおすすめです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。 ※この記事を気に入っていただけたら、LINEのタイムラインから「いいね」クリックや、お知り合いにもシェアしてくださいね。