「左の肩から背中にかけてが痛い」と訴えていらっしゃった60代女性。
お話を聞いてみると、半年ほど前から左の肩から背中にかけてドーンという痛みに悩まされていて、病院にも通ってお薬も飲んでいるもののなかなかよくならず。
常に痛くて、洗顔時も痛い。寝るときの方がつらい、仕事中も後半、休みの日は朝から痛くてどうしたらいいものかと藁をもすがる気持ちで当院にお越しされました。
お仕事の内容を聞いていると腕をよく酷使されるであろうし、体力も必要なご様子。
お辛いのは肩、背中、特に肩甲骨周辺と肩甲骨の中と言われましたが、肩甲骨は体の色々なところとつながっています。首にも背中にも腕にも腰ともつながりがあり、蜘蛛の巣を張ったようなものです。
首の動きを見てみると動きが大変悪くて可動域の制限が見られます。
背中の胸椎部分の動きもチェックするとこちらも制限がありますが首ほどではありません。
土台となる骨盤の方を見ていくと右側の関節に明らかな制限が見られます。
調整は土台をまず整える観点から、骨盤から入っていき首、肩甲骨周りの調整。
ずっと継続される痛みで交感神経の興奮が強かったので、そこを抑制するために頭蓋骨も調整します。
このような調整を何度か続けていくうちに、肩甲骨と背中の痛みが無くなり、首の痛み、左肩の痛みも順を追って消失していきました。
洗顔時の痛みも無くなったとのこと。よかったですね!
後日言われたのですが、実はほかにも体の変化があったそうです。
「イスに深く座っていても腰が痛かったのが無くなった。」
「靴下をはくときによろめいていたのがなくなった。」
「しゃがんで立ち上がる際、『よっこらっしょ」と言わなくなった。」
お体を調整することで生活しやすくなられたのは本当によかったと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
※ご紹介した事例はあくまで個人様のご感想であり、誰でも同じような結果が出ると保証するものではありません。ご了承ください。
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