「歩くときも痛いし、ぎくしゃくした歩き方をしていると周りから言われている」と当院にいらした70代女性。
お話を聞いてみると、1~2年前前から歩いていて右の腰から太ももが痛く、しびれもあり歩けなかったそうです。
病院も2ヵ所ほどで診察を受け、脊柱管狭窄症と診断。坐骨神経痛とも言われたとのこと。お薬やシップを処方され、現在はしびれも徐々に消えて、少しは歩けるようになり病院には月に一回通院されているとのことでしたがもっと歩けるようになりたいとのことでした。
早速、お体を左右に倒してみると、右に倒すときに同側右側に痛みをでます。
さらに仰向けでチェックしていくとあちこちに動きの制限が見られます。特に骨盤の動きがガチガチ。
また交感神経の緊張が強く、無意識に体を固くしてしまいます。日常でもそのようなことが当たり前に起こっているいるようであればあまり望ましくありません。
調整は最初に交感神経の興奮を抑制し、体の緊張を押さえることから始めました。
過状波というテクニックで足の方からアプローチ。
緊張がおさまってきたところで骨盤と背骨を調整し、骨盤周辺の筋肉を調整しました。
ガチガチだった骨盤も弾力が出てきました。
この日はここまでです。
また生活上、中腰になって草取りをやることが多く、その姿勢も辛いということでしたので次回の来院時までは止めてもらうようにお願いしました。
およそ10日後、ご来院され、お体の状態を聞いてみると、かなり楽になっているとのこと。
「歩行時のぎくしゃく感が消えて途中途中休まなくても良くなった」
「以前は台所に立っているだけで足がつってしまったのがつらなくなった」
「買い物中、休み休みでないとできなかったのが、気にする必要がなくなった」
お子さんたちから「普通に歩いているね」と言われた。
「何度か草取りしたが辛くなかった」
など嬉しそうにお話しされました。
その後、バランスのチェックをして骨盤、背骨、首と骨盤周辺の筋肉を調整してご帰宅されました。
お体を調整することで生活しやすくなられたのは本当によかったと思います。
みなさまの元気と健康を願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
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