「偏頭痛で吐いてしまうこともあります」と頭痛を訴えて当院にいらした20代女性。
お話を聞いてみると、ここ3,4年くらい前から片頭痛に悩まされ、ひどい時には嘔吐してしまうことすらあったとのこと。
気圧の変動や天気によっても左右されるそうです。
学生のころから日常的に肩こりもあったそうです。
早速お体の方を観察していきます。
肩はどちらかというと、なで肩傾向。
首と体幹の動作を見ていくと、体幹の可動は左回旋の制限が見られます。
首の可動がかなり制限され、ほとんどの動作に痛みやひっかりを感じるとのことでした。
首肩の筋肉はガチガチに固まっています。
まず脊柱の調整から入り、肩周辺の筋肉や関節の調整。体液循環も上がって方も楽になられてきた様子。
最後には後頭部の付け根から首の骨、頸椎の一番上に位置する第一頸椎で構成される頭頚関節から首の調整をして終えました。
その後、月に一回くらいのペースで何度か通われていますが、気圧の変動が激しくても、台風がきても頭痛で悩まされることは現在のところほぼないそうです。
夏によく片頭痛を起こしていたとも聞いています。
今年の夏もまた相当暑いようですからそのあたりも踏まえたうえで調整に臨みたいと思います。
みなさまの元気と健康を願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
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illustration by フリーメディカルイラスト図鑑