「バイト先の先輩から紹介されました。」と腰を抑えながら訴えて来られた20代女性。
お話を伺ってみると、普段から姿勢が良くないと気にしていたり、腰の違和感は時折感じるものの特に支障をきたすことがなかったため、何となくそのままにしてきたとのこと。
違和感を感じているうちにお体を整えると、予防につながり、その後の生活にもさほど影響は出ません。
ぎっくり腰になると自分が痛みで苦しむだけでなく、仕事や生活、周りにも影響が出るため、防げるものなら防ぎたいものです。
骨盤と背骨のゆがみが強く、腰・お腹周りの筋肉の緊張がかなり強く固くなっています。
筋肉は縮むと固くなります。その中側では血管や神経が圧迫されて循環不良を起こしています。
腰から下がヒンヤリして足全体も固くなっています。
こんな時は緩めてあげないといけません。
通常、ぎっくり腰の時などは冷却して炎症を抑えるのがセオリーといわれますが、そうではないケースもあります。
体液の循環を促進して、腰の痛み、くの字に曲がったお体もまっすぐに伸ばすことができて、腰から下の循環も変化して、かなり楽になった様子で帰られました。
その後も順調に回復されました。
今回のようなケースの場合は、下腹部を温めてあげることで筋肉の過緊張を緩めて、循環を促進するセルフケアも助けになりますよ。
東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。
そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
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