世の中全体になんとなく不安な空気の流れていた数年前のコロナ渦中。

五十肩や坐骨神経痛を伴う腰痛に加え、膝の違和感、足のしびれなど体のあちらこちらの不調に苦しまれながら、どこかこの症状を解決してくれるところはないかと当院にいらした50代女性。

お話を伺ってみると、1年ほど前から左の五十肩を患い、ひと月ほど前から右肩も五十肩で両腕が上がらず、痛みも強いとのこと。冒頭のその他の体中の訴えもあり、以前には数か月、はり治療に通ったもののある頃から痛みが増してしまったためにやめてしまったとのこと。

あまりに体中の不調が辛すぎるために、「活動する気力が出ない」、「近い将来、歩行できなくなるのでは、と不安になる」と。

早速、お体を観察していくと可動の制限がお体中に見られます。また交感神経の亢進が見られます。

運動器系(つまり筋骨格系、筋肉や関節、靭帯、筋膜など)の問題は長期化したり深刻化してくると自律神経系にも影響を与えるため、その人の体がどれだけ頑張ってきたのかを知る参考にしています。関節の動きや筋肉のハリ感などにも反映します。

背骨を中心とした主軸を調整します。また刺激に対してお体がかなり反応するを防ぐためにも、運動を伴う調整をして痛みを感じさせないようにします。

いらっしゃる毎にその時その時のお体の状態を見て調整し、体の状態もずいぶんと良くなった自覚があるそうで、うれしかったのが「あんなに悩まされた体の痛みもすっかり良くなり、最近は歩行が早くなったし、足取りも軽くなりました」!と言われたことです。

始めていらした時は、活動する気力が出なかったり、将来の歩行に不安を持っていた方がそのようになって喜んでもらえて本当によかったです。

体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ます。

※様々な要因により個人差がございます。あらかじめご了承ください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

※この記事を気に入っていただけたら、LINEのVOOMから「いいね」クリックや、お知り合いにもシェアしてくださいね。