前回に引き続き、「O脚調整」の事例紹介をご紹介させていただきます。
私自身、かつてはかなり強いO脚でしたが、以前に比べると随分解消されてきました。
見た目で気にされる方も多いのですが、健康面においては膝や股関節、骨盤のゆがみにも関係があり、避けては通れないところです。
変形性膝関節症などの発症させる原因としてはよく知られています。
O脚かどうかを見るのに参考にしているのは3点。
立位でつま先もかかともピッタリくっつけた閉足立ち。
力を入れて脚をくっつけてもらいます。
その時に太ももと膝、ふくらはぎ、それぞれが左右でピッタリくっつけるかどうかです。
くっつきの程度によって5段階くらいに評価しています。
今回、ご紹介する事例は60歳代の女性。
2回目に受けられた術前、術後を写メさせていただきました。(掲載もご本人の了承を得ています。)
3点が離れています。(つま先を60度くらい開いてもらっています。この方が3点の距離がくっつきやすいのですが膝からカカトの間、くっついているのが3分の一程度です。)
先ほどの膝からカカトの間、半分くらいくっつきました。
足首、膝、股関節といった「足の三大関節」のバランスが崩れているのでまた少し戻ってしまいます。
何度も何度も調整し、脳とカラダに教えて改善に導きます。
歩き方、立ち方など普段の生活でも注意してもらうところやある程度のトレーニングは必要ですが、素人考え・素人判断でやると改善できないどころか傷めてしまうこともあります。プロにお任せください。
東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。
そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
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