「腰や肩の痛みに加えて頭痛がつらい」と訴えていらっしゃった50代女性。
お話を聞いてみると、3,4日前に腰痛でつらくなり、それから首筋から後頭部にかけての頭痛と肩の痛みでつらくて、お薬を飲まれたそうですが、つらいのがなかなか治まらず当院にいらっしゃいました。
薬でも痛みが治まらないのはつらいですよね…。
もう少し聞いてみると、胃がむかむかするとも言われていました。
おつかれのご様子です。こんな時には自律神経の乱れもあることも。
早速、首と体幹の動きをみてみると特に異常は見られません。
さらに仰向けで観察してみると、股関節と肩の可動に異常が見られました。
骨盤右側の関節、左の股関節、さらに左の腕をしっかりと上げられません。
骨盤と首を調整するのに加えて、おなかにアプローチ。
胃の調整を行い、再度、仰向けの検査をします。
股関節と骨盤の関節の動きはしっかりとつきました。
まだ完全にすっきりしないまでも、体は楽になったご様子。
ひと月後にいらっしゃった時、「前回の調整をしてから体調が一気に良くなりました!」
とのお言葉と「体重も1㎏くらい減りました」とやや興奮気味に言われました。
もしかするとですが、体重が減ったのには股関節が絡んでいるかもしれませんね。
東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。
そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
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