右腕~肩~肩甲骨の痛みでいらした70代男性

1年ほど前から肩が痛み、腕も上げられなくなり、10か月ほどかかりつけの病院に通ってリハビリを受けていらっしゃるそうです。

ところがここ3ヶ月ほど、痛みがひどくなってきたため、「物は試しに」当院に来られました。

がっちりとした体格でスポーツもたくさん興じて来たそうです。ケガも絶えず数か所の術痕をお持ちとのこと。

得意げに見せてくださいました。

傷跡からはそれぞれが大変な手術であったことがうかがえます。

手術を受けた痕が縮まり、筋肉も周辺の関節も固まってしまっています。

体全体の可動もかなり悪くなり、体液の循環不良が広がり、その結果として肩に来ているようです。

訴えのあった右肩は横に上げていくのはまだ何とか出来るものの後ろに手を回すなどの動作はほぼできず。痛みもかなり。

体液循環の不良はおそらく長年かと思われ、そこから来る交感神経性の筋緊張も強いために少しの刺激でも筋肉のこわばりが強くなります。

腰から下については、かかりつけの主治医の先生に今も診てもらっているからという理由で上半身だけ見てほしいとのご要望をいただいたので上半身の調整に絞りました。

改善までは長くかかりそうな状態でしたが、

交感神経の興奮を抑えることから始めて、

回を追うごとに循環も回復されていき、

動かしやすい環境ができてきたところで

骨や関節に直接アプローチ。

肩の痛みも消え、可動の制限もほぼ消失しました。

腰から下の調整も相談されましたが、手術後の経過観察もあるので主治医の先生に相談されることをおすすめしました。

東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。

そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

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