「数年前の交通事故の後遺症でつらい、痛くて仕方ない!!…。」と来られた50代男性。

事故に遭ったことさえ、記憶になく「気づいたら病院のベッドだった。」そうで、事故後から続く首肩の痛みの訴えがあり、いらっしゃいました。

交感神経の緊張が大変強くて刺激を入れてもなかなか反応しません。

体液の循環を促し、体が良い状態に回復してくるように10日から2週間に一回の割合で7回を終えたところからようやく交感神経の興奮状態が収まりを見せ、首肩の痛みもかなり消失しました。

首肩の痛みが落ち着いたあたりで気になっていた足の方も少し見たくなったのです。

足の方は開放骨折をされて、金属板とボルトが数本入っている状態でした。

これがとても痛いらしく、何をしていても痛みが治まらないとのこと。

足の痛みのために板を交換する手術を何度も受けたそうです。

このまま痛みが治まらなければ数か月後にはまた手術の話も出ているとのこと。

部位的には深層の筋肉、神経、血管も近く痛みを発生しやすいところです。

触れてみると明らかに体液の循環不良を起こしており、組織が癒着してしまっているであろうと思われました。

金属板とボルトを動かさない範囲で影響のないように細心の注意をして、循環不良にアプローチ。

多少の痛みがありましたが、普段の足の痛みに比べれば大したことないようです。

終えてみると循環不良はかなり解決されており、痛みも緩和してきたとのこと。

10日くらい後にいらっしゃったときには足の痛みはジャンプして着地するとき以外ほぼなくなったそうです。

手術を受けると皮膚や体内に張り巡らされている膜が引っ張られ、縮みます。

今回は縮んでしまった組織に手技によるアプローチを加え、開放することが出来たようです。

しかし中での金属板と足のことは当院では見られませんので、そこはしっかりとかかりつけの病院でみてもらうことをお勧めしました。

痛みが治まって本当に良かったですね。

東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。

そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

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