「常に目が疲れて、前頭部も辛い、思考すると脳が疲れる」と訴えていらっしゃった30代男性。

お話を聞いてみると、そもそもの発端は昨年夏に動悸や過呼吸といったパニック発作で救急搬送されたものの検査を受けても異常なしとのこと。

ところがそれからも、何度か発作を繰り返した結果、心療内科に通院され年が明けてからは休職。現在は「パニック障害」と診断を受け大きな病院に通院しているとのことでした。

首肩背中のコリ・ハリや目のお疲れ、前側の頭痛、など多くのお悩みを抱えていらっしゃいました。ちなみに整形外科も受診され、骨にも神経にも異常はないといわれているとのことです。体の辛い悩みがあるのに異常は見当たらないというのはご本人にとってはつらいと思います。

さて、体の動きを観察してみると、背骨の動きには制限がありますが、ゆがみバランステストでは首以外には大きな問題は問題は見られませんでした。

ただお悩みの内容は自律神経系の不調を想定させるもので、首の不調は自律神経の不調にもつながることもあります。

早速、背骨と首の調整。調整前の可動制限はかなり消えました。

その後、数か月にわたって、調整をして約半年でお仕事に復帰することにされました。

完全にベストな状態に仕上がったのかというと正直なところ、そうではありませんでした。

ご本人のお話ですと、6年間ほど長期にわたって休日もほぼないまま長時間の過酷な労働を強いられてきたそうで、それが今回のパニック障害の発症につながっているのだろうとの事でした。これは心療内科の先生も間違いないと診断されているそうです。

肉体的にも精神的にも長時間の負荷が長期にわたって与えられると体にも限界が来ます。それが何かのきっかけで突然来るのか、自覚しながらもジワジワ来るのか、多くの場合は誰にもわからないと思います。(参考【知恵袋】23 我孫子市ストレス② | 東葛身体均整院

日頃から、リフレッシュやメンテナンス、定期的にでも休養されることなどの対策がおススメです。

話しが横道にそれてしまいましたが調子も落ち着いてきてお仕事にも復帰とのこと。無理はなさらないように、体調管理には気を付けて。応援しています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。

※ご紹介した事例はあくまで個人様のご感想であり、誰でも同じような結果が出ると保証するものではありません。ご了承ください。

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