「朝、起きれない、起きても体調が悪すぎて動くこともままならず、学校に行きたいのに行けない」とお母様と一緒に当院にいらっしゃった10代女性。
お話を聞いてみると大体1年位前から、朝が起きられなくなり、起きても体が重い。そして動けない、気分も落ち込みがちになるという状態があったとのことです。
振り返ってみるとさらに少し以前にもそのような状態は多少あったとのことでした。
心療内科や婦人科も受診し、通院するものの一向に良くならず留年も覚悟。
そんな矢先に当院をお知りになっていらっしゃったとのことでした。
お体の状態を見てみると、骨盤や肩甲骨の左右の高さバランスが崩れ、頭部がやや左側に回旋していました。なで肩と肩の巻込みが強く、肩こりの訴えもあります。バランステストをすると骨盤の異常が見られます。
主訴から念のために左右の脈を取らせていただくと右に比べて左はあまり取れませんでした。体のゆがみが強いと血管の通りを阻害されてしまうことがあります。
副交感神経が亢進されているため、気分も落ちがちのようです。
まず骨盤、脊柱、首の調整をして生体内の流れが良くなるように整えました。
最後に頭蓋骨の調整をして自律神経を調整。副交感神経を抑制し、交感神経を鼓舞しました。
よく交感神経が悪者扱いされることがあるかと思いますが、自律神経のバランスをとることはとても大事です。
以下に2回目の調整を終えて数日してからお母様からいただいたLINEメッセージを転記します。
ここから↓
『こんにちは。
○○です。
娘がお世話になっております。
先生に治療していただいて
劇的に体調が良くなり
大変驚いています。
学校に登校出来なくなってしまったため、1月から通信制高校に転校したのですが、朝は起きられず起きてからも動けずで、
授業を全く進める事ができませんでした。
心療内科や婦人科に通院していても体調は良くならず、
留年を覚悟してたところに、
先生に出会う事ができて本当に良かったです。
治療していただいた日から毎日授業も頑張っています。
こんな日が来るとは少し前までは考えられなかったことで
嬉しくて私の方も元気になりました。
本当にありがとうございます。』
ここまで↑
最近はご家族や周囲の方々の温かい見守りや何よりご本人が大変努力され、第一志望だった大学にも合格されたとのこと。おめでとうございます。素晴らしいなと思いました。
お体の方はまだ完全とまでは言えないかもしれません。
これからもサポートしていきたいと思います。
東洋医学であらわされる「気・血・水」、血液やリンパ、脳脊髄液といった体液の循環は健康には欠かせません。
そういったことも踏まえたうえでの、体のメンテナンスをしていると予防や回復に違いが出ますよ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。皆様のご参考になれば幸いです。
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